ご挨拶

2018年12月、放射線治療人工知能研究会を発足致しました。本研究会は放射線治療への人工知能応用に関する事業を行い、関連する各種学会、企業等の団体との連携を図るとともに放射線治療の発展に寄与することを目的とした団体です。

現在、人工知能(AI)は目覚ましい発展を遂げております。2000年代にはじまった第3次AIブームは深層学習(ディープラーニング)によってコンピュータがビッグデータを分析し、学習させることを可能にしました。頻繁に取り上げられているAIですが、医療への応用が注目されております。

放射線治療におけるAI応用として、腫瘍および正常組織のセグメンテーション、最適化計算、品質保証、臨床意思決定などが考えられます。欧米では、放射線治療へのAI応用を目指した研究及び開発が活発に行われており、我が国において放射線治療におけるAI人材を育成することは急務です。そこで本研究会は放射線治療に関わる皆様がAIに関する知見を深めていただければと切望し、設立致しました。

今後とも当会が放射線治療の一端を担えるよう活動してまいりますので、皆様のご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

2018年12月吉日

放射線治療人工知能研究会会長

二上 菜津実